脅威動向  2026-10-29(木)配信

UEFIファームウェアEDK IIに深刻な脆弱性

UEFIファームウェアの基盤であるオープンソースコード「EDK II」のネットワークブート機能に、16年前から存在していた深刻なバッファオーバーフロー脆弱性(CVE-2026-97631)が判別しました。ネットワークブート時に細工したエラーメッセージを送信されることで、OS起動前やSecure Bootの検証前に任意のコードを実行されるおそれがあります。すでに修正コードはマージされていますが、安定版リリースにはまだ含まれていません。
脅威の概要
EDK IIのネットワークブート(PXE)コードにおけるIPv4およびIPv6のバッファオーバーフロー脆弱性です。ネットワークブート中に504バイトを超える細工したエラーメッセージを受信させることで、メモリを上書きし、システムクラッシュやファームウェア内でのコード実行を引き起こすおそれがあります。
主要なTTP
ネットワークブート(PXE)中のマシンに対する細工されたエラーメッセージの送信
バッファオーバーフローを通じたメモリの不正上書き
OSのロード前およびSecure Bootの検証前におけるファームウェア内でのコード実行
対象となる組織・利用者
サーバーやデータセンター機器など、ネットワークブート(PXE)を利用している組織。
推奨される防御アクション
ファームウェアの提供元から脆弱性を修正したBIOS/UEFIアップデートが提供され次第、適用する
ネットワークブート(PXE)を使用していない環境では、不要な露出を減らすためにPXEを無効化する
ブート時のネットワークトラフィックやログを監視し、不審な試行の兆候を確認する

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