脅威動向  2026-10-29(木)配信

Wasmtime の Cranelift バックエンドにおける制御フロー管理の脆弱性

脆弱性
Wasmtime の aarch64 向け Cranelift バックエンドにおいて、大規模な `br_table` 命令を含む WebAssembly モジュールをコンパイルする際に、誤った条件付き分岐ターゲットが生成される問題が存在する。これにより、制御フロー管理が不十分となり、意図しないコード領域へジャンプして任意のサンドボックスエスケープを引き起こすおそれがある。
10/24 報告と同じ Wasmtime について、別の脆弱性が発見されました。利用環境における影響の確認を推奨します。
対象ソフト
Wasmtime は、WebAssembly モジュールを実行するためのスタンドアロンのランタイムおよびコンパイラである。サーバーサイドやエッジコンピューティング環境などで、安全なサンドボックス内でのコード実行のために広く利用されている。
影響
攻撃者によって制御された WebAssembly モジュールを実行させられた場合、任意のコードが実行され、サンドボックスからの脱出やシステムに対する重大な影響が生じるおそれがある。
対応策
wasmtime v36.0.19、v48.0.7、v49.0.4 以降にアップグレードすること。

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