脅威動向  2026-10-31(土)配信

Meta Ray-Banでの撮影によるパスワード盗み見手法

テルアビブ大学の研究者らが、スマートグラスで撮影された指の動きからスマートフォンのパスワードを解読する手法を論文で発表しました。Meta Ray-Banなどの一見して撮影と気付かれにくい機器を用い、公共の場でパスワード入力を盗み見る脅威が実証されています。
脅威の概要
Meta Ray-Banなどのスマートグラスを装着した攻撃者が、向かいの席からスマートフォンのパスワード入力を撮影し、指の動きや打鍵確率、漏えいパスワードの統計データを組み合わせてパスワードを解読する盗み見手法です。
主要なTTP
Meta Ray-Banなどのスマートグラスによる向かいの席からの指の動きの撮影
画像認識AIと手のエンドポイント追跡モデルによる指先のサブピクセル精度での追跡
シフトキーや配列切り替えキーの位置を手がかりにしたキーボード領域の逆算
各キーの打鍵確率と漏えいパスワード統計データの統合によるパスワード候補の絞り込み
対象となる組織・利用者
公共の場やオフィスの共有スペースなどでスマートフォン等の端末を利用する組織や従業員。
推奨される防御アクション
公共の場や周囲に人がいる環境での端末のロック解除やパスワード入力を避ける
パスワード入力時は手元を完全に覆うなどしてスマートグラス等による撮影を防ぐ

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