注目事例  2026-10-20(火)配信

日本経済新聞社、クラウド開発環境に不正アクセス

日本経済新聞社は、システム開発に利用するクラウドサービスが不正アクセスを受け、約183万件の個人情報が漏えいしたと発表しました。認証情報が何者かに窃取されたことが原因で、同社は不正に使われた認証情報を無効化し、影響範囲の調査や対象者への連絡を進めています。
攻撃手法(確認済み)
システム開発に利用するクラウドサービスにアクセスするための認証情報が何らかの手段で窃取され、不正アクセスに悪用された。
攻撃手法(推測)
クラウドサービスのアカウントに対して、外部からのブルートフォース攻撃やパスワードリスト攻撃が行われたか、あるいはフィッシング等により管理者や開発者の認証情報が窃取された可能性があります。(根拠:認証情報が何らかの手段で窃取されたという公表内容から、クラウド環境の認証不備やクレデンシャルスタッフィング、標的型攻撃による認証情報の詐取が背景にあったことが想起されます。)
自組織チェックポイント
システム開発やクラウドサービスの管理画面へのアクセスにおいて、多要素認証(MFA)が強制されているか
認証情報の漏えいや不審なログイン試行を検知する仕組みが導入されているか
開発環境用のクラウドサービスに不要な個人情報が保管されていないか、アクセス権限が最小化されているか

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