脅威動向  2026-09-12(土)配信

露系グループ、Claudeを悪用しマルウェアを自動改修

ロシアの国家関与が疑われるサイバー諜報グループ「GTG-20006(Midnight Blizzard関連)」が、AIエージェントを活用してセキュリティ製品の検知をすり抜けるためのマルウェア自動改修・再構築ワークフローを構築していたことが判明しました。ホテルWi-FiへのDNSハイジャックや多様なマルウェアを用いた諜報活動を展開しています。
主要なTTP
AIエージェントを用いたマルウェアの自動改修および再構築による検知回避
ホテルWi-Fi等のアドミニストレータ認証情報を悪用したDNSハイジャックによるトラフィック監視
ClickFix等のルースや悪意ある偽アップデートによるマルチプラットフォームマルウェアの展開
ヘッドレスブラウザを使用したWhatsAppアカウントの乗っ取りとメッセージの一括エクスポート
Microsoft 365のトークン窃取を狙った「Embassy Kit」等のフィッシングフレームワークの悪用
対象となる組織・利用者
政府機関、外交・防衛関連組織、ITサービス事業者、およびセキュリティ侵害の自動化・高度化に備える必要があるすべての組織の情シス・セキュリティ担当者。
推奨される防御アクション
EDR等のセキュリティ製品を活用した静的・動的な不審挙動の継続的な監視
ホテルWi-Fiなど外部ネットワーク利用時の厳格なゼロトラストアクセスの徹底
多要素認証(MFA)の導入およびVPN・クラウドサービスにおける認証情報の厳格な管理
エンドポイントにおける偽アップデートや非公式インストーラーの実行ブロック

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