脅威動向  2026-07-26(日)配信

不正広告経由でブラウザに実行ファイルを組み立てさせる手口

不正広告(マルバタイジング)を通じて、被害者のブラウザ上で実行ファイルを動的に組み立てさせる攻撃手法。単一の不正ファイルをダウンロードさせるのではなく、正規のBunランタイム環境や設定情報、疑似乱数ストリームをブラウザ側で組み合わせることで、従来のハッシュ値ベースの検知を回避します。
主要なTTP
不正広告およびクローキングを用いたランディングページへの誘導
ServiceWorkerやSharedWorkerを利用したブラウザ内でのコンポーネント取得と処理
正規のBunランタイムをベースとした実行ファイルの動的アセンブル
セッションごとに異なる乱数や構成を用いたファイルハッシュの動的変更
対象となる組織・利用者
従業員の日常的なウェブブラウジングを監視する必要がある組織、および広告経由でのマルウェア感染リスクを懸念する情シス担当者。
推奨される防御アクション
信頼性の低い検索広告やリンク経由からのソフトウェアダウンロードを避けるよう従業員へ注意喚起する
単一のファイルハッシュに依存しない、通信全体(ランディングページからServiceWorker、設定取得までのチェーン)を対象とした検知・防御を検討する
エンドポイントセキュリティ(EDR等)を活用し、不審な挙動の監視を強化する

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