脅威動向  2026-08-22(土)配信

トロイの木馬化された14個のnpmパッケージ、Linux向けバックドアを拡散

カレンダー等のユーティリティを装った14個のnpmパッケージに、Linux向けC2フレームワーク「RedC2 4.0」のビーコンが埋め込まれていました。このフレームワークには自然言語での操作を可能にするLLMベースのAIアシスタント「Red Agent」が統合されており、サプライチェーンを介して標的環境への侵入や事後活動を引き起こします。
主要なTTP
カレンダー・計算ユーティリティを装った偽装npmパッケージの流通
依存関係の読み込み(推移的依存関係を含む)時にインストールフックなしでバックドアを自動実行
ネイティブの数学アクセラレータやデータファイルに偽装したバイナリの配置
自然言語のプロンプトをコマンドに変換するAIアシスタント(Red Agent)を活用した効率的な侵入活動
対象となる組織・利用者
Node.jsやnpmを利用したアプリケーション開発を行っている組織、および開発環境でLinuxサーバーやコンテナを運用している情シス・開発部門。
推奨される防御アクション
プロジェクトの依存関係(package.json / package-lock.json)にリストされたパッケージに不審なものがないか確認する
npmなどのパブリックレジストリからのライブラリ取得において依存関係のスキャンやSBOM管理を導入する
開発環境およびビルドパイプラインにおける脆弱性診断やサプライチェーン攻撃対策を実施する

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