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/ 2026-07-06
2026-07-06(月)配信
セキュリティ脅威情報
本日の内容(全7件)
■ 要対応(1件)
AWS Application Load BalancerにおけるHTTPリクエストスマグリングの脆弱性
■ 脅威動向(3件)
Google ChromeのUpdaterにおける解放済みメモリ使用の脆弱性
Prefectにおけるコードインジェクションの脆弱性
pgAdmin 4における認証不備によるリモートコード実行の脆弱性
■ 注目事例(3件)
漏えいしたISP認証情報によるフィッシングメール拡散
常石グループ、フィッシング被害後の再発防止策を公表
日本資産総研、ランサムウェア被害の第2報を公表
■ 要対応(緊急度が高く、多くの組織で対応が必要な事案)
脆弱性
AWS Application Load BalancerにおけるHTTPリクエストスマグリングの脆弱性
AWS WAFが有効なアプリケーションロードバランサー(ALB)において、HTTP/2リクエストの解釈不一致に起因する脆弱性が存在する。攻撃者は、リクエストボディを分割した不正なHTTP/2リクエストを送信することで、AWS WAFによるボディ検査を回避できる可能性がある。この問題はHTTP/2を使用するALBターゲットグループに限定される。WAFのセキュリティルールが適切に適用されないことで、悪意のあるペイロードがバックエンドに到達するリスクがあり、非常に重大な問題である。
なぜご自身の組織で確認すべきか
AWS WAFを有効にしたALBにおいてWAF検査を回避される脆弱性であり、ターゲットグループ設定の変更による早急な緩和策の適用が推奨されます。
攻撃手法(確認済み)
攻撃成功時、AWS WAFによる検査を回避し、本来ブロックされるべき悪意のあるリクエストがバックエンドサーバーへ到達し、不正な操作や攻撃が実行される可能性がある。
自組織チェックポイント
ALBのターゲットグループ設定において「十分なデータを検査してから検査する(Inspect after sufficient data)」オプションを有効に設定すること。
出典:
https://jvndb.jvn.jp/ja/contents/2026/JVNDB-2026-022120.html
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■ 脅威動向
脆弱性
Google ChromeのUpdaterにおける解放済みメモリ使用の脆弱性
📰 過去報告:7/5
Windows版Google ChromeのUpdaterにおいて、解放済みメモリを使用する(Use-after-free)脆弱性が存在します。攻撃者が細工されたHTMLページを介してレンダラープロセスを乗っ取った場合、サンドボックスから脱出される可能性があります。CVSSスコアは9.6と極めて高く、ブラウザのセキュリティ境界を突破されるリスクがあるため、早急な対応が必要です。
7/5に報告したGoogle Chromeにおいて、新たな深刻な脆弱性が公表されました。同じブラウザ環境を利用中の方は、速やかなアップデートの適用を推奨します。
対象ソフト
世界で最も利用されているWebブラウザの一つ。Web閲覧や業務アプリケーションの利用に不可欠なツールであり、広範な組織や個人で利用されている。
影響
攻撃成功時、サンドボックスを脱出し、システム上で任意のコードが実行される可能性があります。
対応策
JVN DBを参照し、修正済みの最新バージョンへ速やかにアップデートすること。
出典:
https://jvndb.jvn.jp/ja/contents/2026/JVNDB-2026-022007.html
脆弱性
Prefectにおけるコードインジェクションの脆弱性
📰 過去報告:6/29
Prefectのバージョン3.6.23において、GitRepositoryストレージクラスの処理に不備があり、コードインジェクションの脆弱性が存在します。具体的には、gitコマンドに渡されるcommit_shaパラメータやdirectoriesパラメータの検証が不十分であり、攻撃者が任意のgitフラグを注入可能な状態です。これにより、展開作成権限を持つユーザーがワーカーマシン上で任意のコマンドを実行できるリモートコード実行が可能となります。特にマルチテナント環境において、共有ワークプールが侵害されるリスクがあるため、非常に深刻な脆弱性です。
6/29に報告したn8nの事例と同様、開発や自動化を担うプラットフォームにおいて、作成・編集権限を悪用したリモートコード実行の脆弱性が確認されています。権限管理とパッチ適用の徹底が推奨されます。
対象ソフト
Prefectは、データパイプラインやワークフローの構築・管理を自動化するためのオープンソースのワークフローオーケストレーションプラットフォームである。
影響
攻撃者がワーカーマシン上で任意のコマンドを実行し、システムを乗っ取ったり、マルチテナント環境において他のテナントのデータや処理に不正アクセスしたりする可能性があります。
対応策
JVN DBを参照し、修正済みの最新バージョンへアップデートしてください。
出典:
https://jvndb.jvn.jp/ja/contents/2026/JVNDB-2026-021999.html
脆弱性
pgAdmin 4における認証不備によるリモートコード実行の脆弱性
pgAdmin 4のサーバーモードにおいて、SQLエディタ関連の2つのエンドポイントに認証デコレーターが欠如している問題がある。これにより、認証されていない状態でも特定の処理が実行可能となる。本脆弱性は、信頼されていないデータの逆シリアル化(CWE-502)と認証の欠如(CWE-306)に起因する。攻撃者がFlaskのSECRET_KEYを所有し、かつセッションディレクトリへの書き込み権限を持つといった高度な前提条件を満たした場合、リモートコード実行が可能となり、pgAdminを実行するアカウントの権限で任意のコードが実行される恐れがある。
対象ソフト
pgAdminは、PostgreSQLデータベースを管理・操作するためのオープンソースのGUIツールであり、開発者やDB管理者がサーバー環境で広く利用している。
影響
攻撃が成功した場合、pgAdminプロセスおよびそれを実行するOSアカウントの権限で任意のコードが実行され、システムが乗っ取られる可能性がある。
対応策
pgAdmin 4をバージョン9.16以降へアップデートすること。修正では、該当するエンドポイントに認証チェック(@pga_login_required)が追加されている。
出典:
https://jvndb.jvn.jp/ja/contents/2026/JVNDB-2026-022111.html
■ 注目事例
漏えいしたISP認証情報によるフィッシングメール拡散
📰 過去報告:6/30, 7/3
フィッシング対策協議会は、国内ISPから漏えいした認証情報が不正利用され、フィッシングメールが送信されていると発表しました。攻撃者は乗っ取ったメールアカウントを悪用しており、今後も類似の攻撃が発生する可能性があるとして注意を呼びかけています。
7/3等に報告したISPでの認証情報漏えいに関連し、乗っ取られたアカウントからのフィッシング拡散が確認されています。不審なメールへの警戒と、対象サービスでのパスワード変更の徹底を推奨します。
攻撃手法(確認済み)
国内ISPから漏えいした認証情報(ID、パスワード等)を悪用し、正規のメールアカウントを乗っ取った上でフィッシングメールを送信している。
攻撃手法(推測)
当該ISPの利用者において、他サービスと同一のパスワードを使い回している場合、芋づる式に他社アカウントも乗っ取られる可能性があります。
自組織チェックポイント
自社従業員が業務メールでISP提供のメールアドレスを利用していないか確認する
漏えい対象のISPを利用している場合、ただちにパスワードを変更する
複数のサービスで同一のパスワードを使い回していないか見直す
従業員に対し、不審なメール内のリンクをクリックしないよう注意喚起を行う
出典:
https://scan.netsecurity.ne.jp/article/2026/07/06/55635.html
常石グループ、フィッシング被害後の再発防止策を公表
常石グループは、2025年10月に発生したフィッシングメールによる認証情報漏えいおよびメールアカウントの不正利用事案について、その後の対応状況と再発防止策を公表しました。現在は追加の被害は確認されておらず、多要素認証(MFA)の義務化などを進めています。
攻撃手法(確認済み)
フィッシングメールによる認証情報の漏えい。
自組織チェックポイント
全社員のメールアカウントに多要素認証(MFA)を導入しているか
万が一のアカウント乗っ取りを想定した検知・対応フローを整備しているか
フィッシングメールの注意喚起や訓練を定期的に実施しているか
認証プロセスに不正ログインを防止する仕組み(IP制限や条件付きアクセス等)を検討しているか
出典:
https://scan.netsecurity.ne.jp/article/2026/07/06/55640.html
日本資産総研、ランサムウェア被害の第2報を公表
日本資産総研は、5月に発生したランサムウェア攻撃に関する第2報を発表しました。同社および子会社のサーバでデータ暗号化と窃取の可能性が確認されており、詳細な調査と復旧対応が継続されています。現在は安全が確認された端末から順次復旧し、通常営業を再開しています。
攻撃手法(確認済み)
公表情報からは不明。ランサムウェア感染およびデータ窃取の可能性が確認されている。
攻撃手法(推測)
VPN機器の脆弱性悪用や、認証情報の漏洩を起点とした侵入の可能性があります。また、EDR導入前あるいは検知回避の手法が用いられた疑いがあります。
自組織チェックポイント
外部公開しているVPN機器やリモートデスクトップの脆弱性対策は万全か
認証情報にMFA(多要素認証)を強制適用しているか
ネットワーク内の不審な通信やサーバへのアクセスを監視できているか
万が一の事態に備え、オフラインバックアップを適切に取得・管理しているか
EDR等の検知ツールを導入し、異常発生時に即時対応できる体制があるか
出典:
https://scan.netsecurity.ne.jp/article/2026/07/06/55639.html
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この内容は 2026-07-06 に配信されました。